はじめに

2026年6月13日の両学長ライブを聞いて、私がいちばん考えさせられたのは「お金持ちほど、お金の使い方にかなり慎重なんだな」ということでした。

お金持ちになる方法というと、つい「収入を増やす」「投資で増やす」「副業で稼ぐ」といった話に目が向きます。もちろんそれも大事です。ただ、今回の動画を整理してみると、それ以前に「何にお金を使わないか」を決める力がかなり重要だと感じました。

倹約という言葉には、少し地味なイメージがあります。好きなものを我慢する、安いものだけを選ぶ、楽しみを削る。そんな印象を持つ人もいるかもしれません。

でも今回のライブで語られていた倹約は、ただの我慢ではありませんでした。自分にとって価値の低い支出を減らし、本当に大切なものにお金を残す。そのための考え方です。

私自身も、お金の勉強をする前は「収入を増やせば楽になる」と考えていました。でも実際には、収入が増える前に支出を見直すだけでも、心の余裕はかなり変わります。

今回のライブを見てあらためて感じたのは、お金持ちに近づく人ほど、派手な投資よりも先に「お金の使い方」を大切にしているということです。支出を減らす倹約は我慢ではなく、自分の未来を守るための選択なのだと思いました。

この記事では、両学長ライブの内容をもとに、お金持ちに近づく人の倹約思考、支出管理、資産形成の土台、お金の罠についてまとめます。動画を見ていない人でも分かるように、発言をそのまま載せるのではなく、要点を整理して書いていきます。

なお、投資・税金・年金・金融商品に関する情報は、制度変更や手数料変更があります。この記事は一般的な学びの整理であり、個別の投資助言ではありません。最終判断はご自身で行い、必要に応じて最新情報や専門家の意見を確認してください。

今回のライブで学べるお金のテーマ

今回のライブではAIやイベントの話題も出ていましたが、お金に関する部分だけを抜き出すと、かなり濃い内容でした。

主なテーマは次の通りです。

  • 倹約と支出管理
  • お金持ちの価値観
  • 米国ミリオネアの現実
  • インフレと現金の価値
  • 生活防衛資金
  • 住宅ローンと資産の見方
  • 保険や不動産投資などのお金の罠
  • iDeCoなど長期投資の手数料
  • 副業や仕事で稼ぐ力

中心になっていたのは、米国のミリオネアに関する話です。動画内では、一定以上の資産を持つ人が増えている一方で、自分を裕福だと感じていない人もいる、という趣旨のニュースとして紹介されていました。

ここから分かるのは、「資産額が大きいこと」と「安心して暮らせること」は同じではないということです。お金の勉強を始めたばかりの人ほど、ここは早めに知っておきたいポイントだと思います。

お金持ちほど「使わないお金」に敏感

動画内では、米国のミリオネアに関するニュースとして、一定以上の資産を持つ人が増えている一方で、本人たちはあまり豊かさを感じていない、という話が紹介されていました。

その理由として、主に次の3つが挙げられていました。

  • 周りの人もお金を持っていて、比較してしまう
  • 資産の多くが住宅や年金、会社の株などで、すぐ使えるお金ではない
  • インフレで、同じ金額でも買えるものが減っている

ここで大切なのは、「資産がある」と「自由に使えるお金がある」は別だということです。

たとえば、持ち家の価値が高くても、今日の生活費としてすぐ使えるわけではありません。iDeCoや年金資産も将来のためには大切ですが、今すぐ引き出して使えるお金とは性質が違います。

だからこそ、お金持ちに近づく人ほど「何に使うか」「すぐ使えるお金はどれくらいあるか」「その支出は本当に必要か」をよく見ているのだと思います。

これはケチとは違います。ケチは必要な支出まで削ってしまうイメージですが、良い倹約は「価値の低い支出を避ける力」です。

派手な投資で一発逆転を狙うより、まずは静かに漏れているお金を止める。今回のライブから、私はそこがとても大事だと感じました。

倹約は我慢ではなく、選択肢を増やす行動

倹約は、今の楽しみを全部あきらめることではありません。

むしろ、将来の自分に選択肢を残す行動です。

毎月なんとなく払っているサブスク、使いこなせていない保険、勢いで買ってしまうもの、よく分からないまま契約したサービス。こうした支出を見直すと、手元に残るお金が少しずつ増えます。

そのお金は、生活防衛資金になります。急な病気、失業、家電の故障、家族の事情など、予想外の出来事が起きたときの安心材料になります。

さらに余裕が出てくれば、自己投資、副業の道具、長期投資などにも回せます。

つまり倹約は、ただ支出を削る行動ではありません。未来の安心と自由を作る行動です。

動画内では、目的別にお金を分けて管理する話もありました。3年以内、5年以内に使うお金、車の修繕費、特別費、生活防衛資金などを分けておくと、「使ってよいお金」と「守るお金」が見えやすくなります。

銀行の目的別口座でも、家計簿アプリでも、シンプルなメモでも構いません。大切なのは、お金に名前をつけることです。

たとえば通信費やサブスク、何となく買っていたものを一つずつ見直すだけでも、「毎月出ていくお金」に対する意識が変わりました。大きなことをしなくても、まず出ていくお金を把握するだけで、家計を自分でコントロールしている感覚が少し戻ってきます。

貧乏谷に向かいやすい支出パターン

ライブでは、お金の罠についても何度か触れられていました。

印象的だったのは、商品名や呼び方が変わっても、中身を見ないと危ないという話です。保険営業の呼び名が変わったり、ワンルームマンション投資が別のきれいな名前で売られたりすることがあります。

名前がやわらかくなると、つい安心してしまいます。でも、本当に見るべきなのは名前ではなく中身です。

注意したい支出パターンを整理すると、次のようになります。

  • よく分からないまま入る保険
  • 身近な人からすすめられる投資用不動産
  • 「節税になる」だけを強調される商品
  • 解約条件を見ずに入るサブスク
  • 年払い契約だと気づかず申し込むサービス
  • 高額な稼ぎ方スクールやサロン
  • AIの回答だけで住宅ローンや投資判断を決めること

特に不動産や保険は、金額が大きくなりやすく、後から取り返しにくいことがあります。身近な人にすすめられると断りづらいですが、契約前に一度止まることが大切です。

私なら、こういう場面では次の3つを自分ルールにします。

  • その場で契約しない
  • 総額と解約条件を見る
  • 第三者に相談する

「自分だけは大丈夫」と思っているときほど、いったん距離を置いた方が安全です。

投資より先に整えたい家計の土台

資産形成というと、すぐにNISA、iDeCo、投資信託の話になりがちです。

もちろん長期投資は、資産形成の選択肢のひとつです。動画内でも、インフレによって現金の購買力が下がる話がありました。同じ100万円でも、物価が上がれば買えるものは減ります。

ただし、投資を始める前に整えたいものがあります。

それが家計の土台です。

まず確認したいのは、次のようなことです。

  • 毎月の収入と支出を把握しているか
  • 生活防衛資金があるか
  • 高すぎる固定費がないか
  • 借金やローンの残高を把握しているか
  • すぐ使えるお金と、使いにくい資産を分けて見ているか
  • 大きな契約をAIの回答だけで決めていないか

動画内の住宅ローン相談でも、世帯年収や資産額だけでは判断できないという話がありました。年収が高くても、ペアローンの残高が大きい場合、住宅の資産価値、収入の安定性、どちらかが働けなくなった場合などを考える必要があります。

資産形成初心者ほど、投資商品を選ぶ前に「家計の地図」を作ることが大切です。

私もまずは、毎月自動で引き落とされている支出から見直したいと思いました。使っていないサービスや、なんとなく続けている支払いを確認するだけでも、家計改善の最初の一歩になります。

ライブ内の質疑応答まとめ

ここからは、ライブ内で出てきたQ&Aのうち、お金の勉強に役立つものを中心に整理します。

Q. 奨学金があっても資産形成できますか?

30歳夫婦、子ども2人、奨学金が約400万円あるという相談がありました。回答としては、今からでも小金持ち山を目指せるという前向きな内容でした。

借金があると「資産形成なんてまだ無理」と感じるかもしれません。でも、借金を減らすことは純資産を増やすことでもあります。

私なら、まず金利、毎月の返済額、生活防衛資金の有無を確認します。焦って投資を始めるより、家計を安定させることを優先したいです。

Q. 高収入でも住宅ローンが大きい場合、支出を増やしてよいですか?

世帯年収が高く、資産もある一方で、ペアローン残高も大きいという相談がありました。

回答では、情報が足りないため断定できないとされていました。住宅の資産価値、収入の安定性、子どもの年齢、今後の働き方、ペアローンのリスクなどを見ないと判断できないという内容です。

ここはかなり大事です。高収入でも、負債が大きければ安心とは限りません。金額が大きい判断では、AIだけで決めず、信頼できる専門家に相談することも選択肢です。

Q. 総資産に住宅ローンや自宅を含めますか?

総資産の考え方について、自宅や住宅ローンを含めるべきかという質問もありました。

回答では、正確には不動産も負債も含めて見るのがよい。ただし、自宅は今いくらで売れるか分かりにくく、税金や手数料もあるため、簡易的には現金や株式などの分かりやすい資産だけで見る方法もある、という整理でした。

読者向けには、「すぐ使える資産」と「売却や計算が必要な資産」を分けると分かりやすいです。預金や証券口座の資産と、自宅や車などは性質が違います。

Q. iDeCoの商品は低コストなものへ切り替えた方がいいですか?

iDeCoで全世界株式系の商品を、より低コストの商品へ切り替えるかという相談がありました。

回答では、同じような投資対象なら、今後積み立てる分は低コスト商品を選ぶ考え方が示されていました。長期投資では、手数料の差が時間をかけて効いてくるためです。

ただし、これは個別商品の推奨ではありません。iDeCoやNISAの商品、手数料、制度は変わります。判断する前に、最新情報と自分のリスク許容度を確認してください。

Q. サブスク契約で失敗したらどうすればいいですか?

サッカー視聴サービスの契約で、月額だと思っていたら年契約になっていたかもしれない、という相談がありました。

回答では、まず運営に連絡し、契約条件を確認する流れが示されていました。

これは日常の支出管理に直結します。サブスクは月額だけを見ると安く感じますが、年契約、途中解約不可、自動更新などがあると総額は大きくなります。

申し込む前に、月額、年額、解約条件を見る。これだけでも、かなりのムダを防げます。

Q. 稼ぐ力を伸ばすには何を重視すべきですか?

仕事や副業では、好きなこと、得意なこと、世の中のニーズの3つが重なると強いという話がありました。

ただし、仕事として稼ぐなら「市場ニーズ」を外してはいけない、という点が強調されていました。好きでも得意でも、誰もお金を払わないものは仕事になりにくいからです。

ブログにも同じことが言えます。自分が書きたいことだけでなく、読者が困っていること、検索していること、知りたいことを見る必要があります。

今日からできるお金の見直しリスト

最後に、今回の動画から学んだことを、今日からできる行動に落とし込みます。

  • 使っていないサブスクを解約する
  • 保険の内容と保険料を確認する
  • 通信費を見直す
  • 何となく買いを減らす
  • 家計簿アプリやメモで支出を見える化する
  • 投資前に生活防衛資金を作る
  • 大きな買い物は一晩置いて考える
  • お金を目的別に分ける
  • 住宅ローンや借金の残高を確認する
  • 投資商品の手数料を確認する
  • 身近な人からの投資話ほど第三者に相談する

全部を一気にやる必要はありません。まずは、今月の固定費を1つだけ見直すところからで十分です。

私なら、最初にサブスクと保険を見ます。理由は、毎月自動で出ていくお金だからです。一度見直すと、その効果が来月以降も続きます。

今日からできることとして、まずはサブスクと通信費を確認します。小さな見直しでも、毎月続く支出が減れば、その分だけ未来の選択肢が増えるはずです。

まとめ

今回の両学長ライブから学んだことは、お金持ちに近づく第一歩は、派手な投資よりも日々のお金の使い方を整えることだという点です。

米国のミリオネアの話からも、資産額が大きいだけでは安心できないことが分かります。周りと比べないこと、すぐ使えるお金を持つこと、インフレに備えること、そして見えているお金の罠に近づかないことが大切です。

倹約は、人生を小さくする行動ではありません。

自分にとって価値の低い支出を減らし、本当に大切なものにお金を残す行動です。

お金の勉強を始めたばかりの人ほど、まずは支出管理、固定費削減、生活防衛資金づくりから始めるのがよいと思います。投資はその後でも遅くありません。

今日できることは、小さくて大丈夫です。

サブスクを1つ確認する。保険証券を出してみる。今月の支出をざっくり書き出す。そういう小さな行動が、将来の安心につながっていきます。

この記事は、YouTubeライブを見た個人の学びメモとしてまとめています。公式情報ではなく、hidekun自身が動画から受け取った内容を、生活に落とし込みやすい形で整理したものです。

お金持ちに近づく第一歩は、特別な才能ではなく、今日のお金の使い方を少しだけ整えることなのかもしれません。