はじめに

2026年6月14日の両学長ライブは、朝6時台から始まった約2時間40分の長いライブでした。雑談やリベシティの話も多くありましたが、お金に関する部分だけを取り出すと、かなり実用的な内容でした。

今回、私が特に大事だと感じたテーマは「お金の不安を減らすには、知識と仕組みの両方が必要」ということです。

保険の考え方、家計管理、収入が不安定なときのライフプラン、副業で稼ぐ力、情報商材や怪しいコンサルへの注意、家賃値上げや退去費用のような住まいのお金。どれも派手な話ではありません。

でも、こういう地味な知識ほど、知らないだけで大きな差が出ます。

たとえば保険は、なんとなく不安だから入り続ける人も多いと思います。副業も、早く成果を出したくて高額なスクールや情報商材に手を出したくなる場面があります。家賃の値上げや退去時の立ち会いも、相手から強く言われると「そういうものなのかな」と感じてしまいます。

今回のライブでは、そうした日常のお金の迷いに対して、考え方の軸が何度も示されていました。

この記事では、動画の全文を書き起こすのではなく、内容を要約し、hidekun自身の実践メモとして整理します。投資、保険、税金、公的制度、不動産契約などは、制度変更や個別事情によって答えが変わることがあります。この記事は一般的な学びの整理であり、個別の助言ではありません。判断するときは、公式サイトや専門家の情報も確認してください。

今回のライブで扱われた主なお金の話題

今回のライブで、お金に関係する話題を整理すると次のようになります。

  • 不安定な収入でライフプランを作る考え方
  • インフレ率をどう見込むか
  • 副業で早く稼ごうとするときの注意点
  • せどりやnote販売など、稼ぐ力に関するQ&A
  • 情報商材、SNSコンサル、怪しい稼ぎ方への警戒
  • 医療保険、がん保険、貯蓄型保険の考え方
  • 公的保険と生活防衛資金
  • 配当金通知や株主優待の書類管理
  • 家賃値上げ、退去立ち会い、立ち退き料など住まいのお金
  • AI時代の便利さとリスク

タイトルにもあった「なるべく早く簡単に儲ける方法」と「不思議な保険理論」が、今回のお金パートの中心だったと感じます。

一見すると別の話に見えますが、根っこは同じです。

楽に稼げる話に飛びつくのも、不安だから保険に入りすぎるのも、「自分で判断するための軸」が弱いときに起きやすい行動です。だからこそ、お金の勉強では、商品名や流行語よりも、仕組みを見る力が大切になります。

保険は「貯蓄を守るため」に入るものなのか

今回のライブで特に時間をかけて語られていたのが、医療保険やがん保険、貯蓄型保険に関する話です。

よくある考え方として、「病気になると貯蓄を大きく切り崩すかもしれない。だから貯蓄を守るために医療保険やがん保険に入った方がよい」というものがあります。

一見すると、かなりもっともらしく聞こえます。

でもライブでは、この考え方には注意が必要だと整理されていました。保険料を毎月払っている時点で、貯蓄は少しずつ減っています。病気になったときの大きな支出だけを見て、保険料として出ていくお金を見落とすと、判断を間違えやすくなります。

保険は、損得だけで考えるものではありません。家計が耐えられないほど大きなリスクに備えるための道具です。

たとえば、亡くなったときに家族の生活が成り立たなくなる人にとって、必要な期間の生命保険は選択肢になります。一方で、医療費の自己負担や一時的な収入減に対して、貯蓄や公的制度で対応できる家計なら、民間保険を厚くしすぎる必要は小さくなるかもしれません。

ここで大事なのは、「不安だから入る」ではなく、「どのリスクに、どの金額で、どれくらいの期間備えるのか」を見ることです。

私自身の実践メモとしては、保険を見直すときに次の順番で考えたいと思いました。

  • 公的保険でどこまでカバーされるか
  • 生活防衛資金はいくらあるか
  • 病気や休職時に毎月いくら不足しそうか
  • その不足額は貯蓄でどれくらい耐えられるか
  • 保険料を払い続けた場合の総額はいくらか

保険は安心を買う道具ですが、入りすぎると毎月の家計を圧迫します。安心のために入ったはずの保険が、日々の生活を苦しくしているなら、一度立ち止まって確認したいところです。

公的保険と生活防衛資金をセットで考える

ライブでは、会社員と国民健康保険の違い、傷病手当金、高額療養費制度、生活防衛資金についても触れられていました。

会社員の場合、病気やけがで働けないときに傷病手当金が使えることがあります。一方で、国民健康保険には同じ形の傷病手当金がないため、自営業やフリーランスは生活防衛資金を厚めにする考え方が出てきます。

ここは、会社員か自営業かで家計の守り方が変わる重要ポイントです。

ただし、公的制度は条件や変更があります。自分が対象になるか、いくら受け取れるか、いつまで受け取れるかは、最新情報を確認する必要があります。医療費についても、高額療養費制度の内容や自己負担額は年齢、所得、加入制度によって異なります。

ライブ内では「医療費の自己負担上限と生活費の半年から1年分を用意する」という考え方が相談として出ていました。これは、民間保険に入るかどうかを考える前に、自分で備えるお金を準備するという意味で、とても現実的な視点だと感じました。

私なら、まず次のように分けて考えます。

  • すぐ使える生活防衛資金
  • 医療費や休職時のための予備費
  • 教育費や特別費など、目的が決まっているお金
  • NISAなど長期投資に回すお金

この順番を間違えると、投資はしているのに急な支出に弱い家計になってしまいます。資産形成は大切ですが、まずは生活が崩れない土台を作ることが先だと思いました。

収入が不安定な人ほど家計表を作る

今回のQ&Aで印象に残ったのが、同居している相手の収入がアルバイトで不安定な場合、支出管理表やライフプランシートを作るべきかという相談です。

回答の方向性は、「不安定だからこそ作る」というものでした。

これはかなり大事です。収入が安定している人より、不安定な人の方が家計管理の必要性は高くなります。なぜなら、収入が多い月に使いすぎると、収入が少ない月に一気に苦しくなるからです。

出来高報酬、ボーナス比率が高い仕事、季節によって売上が変わる仕事、副業収入がある人も同じです。毎月の収入がバラバラな場合は、平均で見る、少なめに見積もる、支出は多めに見る。こうした慎重な前提が役立ちます。

ライフプランは、一度作って終わりではありません。転職、引っ越し、結婚、子ども、独立、介護など、生活が変われば見直します。

私の実践メモとしては、収入が不安定なときほど次のルールを置きたいです。

  • 収入は少なめに見積もる
  • 支出は多めに見積もる
  • ボーナスや臨時収入を毎月の生活費に組み込まない
  • 固定費を上げすぎない
  • 余った月のお金は予備費に回す

「平均すると足りている」は、意外と危ないことがあります。大事なのは、収入が少ない月でも生活が止まらない設計です。

早く簡単に稼ぎたい気持ちとの付き合い方

タイトルにもある通り、今回のライブでは「なるべく早く簡単に儲ける方法」についての話もありました。

結論としては、楽に稼げる道を探すほど、怪しい話に近づきやすくなるということです。

多くの人は「楽して稼げる方法なんてない」と頭では分かっています。でも実際には、「なるべく早く稼ぎたい」「おすすめの稼ぎ方を知りたい」「AIを使えば簡単に成果が出るのでは」と考えてしまうことがあります。

この気持ちは自然です。私も副業やブログを続けていると、近道を探したくなる瞬間があります。

ただ、その気持ちにつけ込む形で、高額な情報商材、稼ぎ方スクール、怪しいSNSコンサル、短期売買の誘いなどが近づいてきます。ライブでは、FXのデイトレードやインスタ系の情報商材にお金を払う前に踏みとどまった話も出ていました。

稼ぐ力は、時間がかかる分野です。

せどり、ブログ、note販売、SNS、動画編集、デザイン、プログラミング、AI活用。どの分野でも、すぐ成果が出る人もいれば、時間がかかる人もいます。大事なのは、方向性を間違えずに続けること、先に進んでいる人に会うこと、相談できる場所を持つことだと感じました。

今回のライブで私が受け取った副業の軸は、次の3つです。

  • 楽に稼げる話ほど、一度疑う
  • 高額な支払いの前に、無料や低額で試せる範囲をやる
  • 稼いでいる人の近くで、考え方と行動量を見る

AIは便利ですが、AIを使えば自動で稼げるという話には注意が必要です。AIは作業を助けてくれる道具であって、価値を作る責任まで肩代わりしてくれるものではありません。

住まいのお金は「知っているか」で差が出る

今回のライブ後半では、家賃値上げ、退去立ち会い、法人名義から個人名義への変更、立ち退き料など、住まいに関するお金の話も多く出ていました。

この分野は、専門用語が多く、相手が不動産会社や管理会社だと強く見えます。そのため、言われたことをそのまま受け入れてしまいやすいです。

たとえば家賃値上げの通知が来たとき、「根拠を教えてください」と管理会社から言われることがあります。ライブでは、家賃値上げに応じる義務があるかどうか、どこまで返答するか、相手をしすぎない考え方が話されていました。

また、退去立ち会いについても、契約書や法律上どうなのかを確認する視点が出ていました。立ち退き料の話では、知っているか知らないかで数百万円単位の差が出る可能性がある、というかなり現実的な話もありました。

ここで大事なのは、強い言葉に慌てないことです。

内容証明、弁護士名、管理会社からの電話など、初めて見ると怖く感じる言葉はあります。でも、それが何を意味するのかを知っていれば、必要以上に動揺しなくて済みます。

もちろん、個別の不動産契約や法律判断は、ケースによって変わります。金額が大きいときや不安があるときは、自治体の相談窓口、消費生活センター、弁護士などに確認した方が安心です。

ライブ内の質疑応答まとめ

ここからは、お金に関するQ&Aを中心に、動画内容を言い換えて整理します。

Q. 子どもにMacBookを買うなら中古でもよいですか?

子ども用のMacBookについて、中古でもよいかという質問がありました。回答では、中古でも選択肢になる一方で、使いやすさの面からTouch ID付きのモデルが便利だという話がありました。

家計目線では、子どもの学習用や副業準備用の道具は「安ければよい」だけでなく、使い続けやすさも大切です。中古を選ぶ場合は、保証、バッテリー状態、OSの対応年数を確認したいです。

Q. せどりの仕入れ先は人に教えるべきですか?

中古せどりで成果が出ている人から、同じ地域で始めたい人に仕入れ先まで教えるべきかという相談がありました。

整理すると、考え方や探し方を教えるのはよいが、仕入れ先そのものまで無理に教える必要はない、という内容でした。特に地域のリサイクルショップなどは、仕入れ先が限られるため、教えすぎると自分も相手も苦しくなることがあります。

副業では「魚を渡す」のではなく「釣り方を伝える」くらいの距離感が大事だと感じました。

Q. 転職で派遣から正社員を目指すのはどうですか?

調理師として働いてきた方が、稼げる場所で働きたいが過去の転職に不安があり、派遣から入って正社員を目指すのはどうかという質問がありました。

回答の方向性は、特別な事情がないなら最初から正社員を目指す方が遠回りになりにくいというものでした。どうしても入りたい会社があり、派遣からしか道がない場合は別ですが、最初から条件を下げすぎない視点も大切です。

転職は収入に直結します。怖さがあると慎重になりますが、収入を上げたいなら、労働条件と将来性を見て選ぶ必要があります。

Q. ライフプランのインフレ率は何%で見ればよいですか?

55歳でサイドFIREを目指す方から、将来のインフレ率をどう見込むべきかという質問がありました。

回答では、正確な予測はできないものの、ひとまず2%程度を見込む考え方が示されていました。ただし、ここを細かくしすぎると計算ばかりになってしまうため、定期的に見直す前提が大切です。

ライフプランは、当てにいくものではなく、ズレを見つけるための地図だと思いました。

Q. 法人名義から個人名義に戻るとき、礼金は必要ですか?

賃貸マンションで、入居者は同じでも契約名義が法人から個人に変わる場合、礼金を再度求められているという相談がありました。

回答では、住んでいる人が同じでも契約者が変わるため、契約を巻き直す扱いになる可能性があるという整理でした。納得しにくい気持ちはありますが、契約の相手が変わる点がポイントです。

このような住まいのお金は、契約書、管理会社の説明、専門窓口への確認が大切です。

Q. SNS専門家やコンサルに会社が依頼するとき、何に注意すべきですか?

会社がSNS集客の専門家を呼ぶが、怪しさを感じているという相談がありました。

回答では、相談者の立場によって対応は変わるものの、自分自身がお金を払うセミナーや高額な稼ぎ方講座につながる場合は注意した方がよい、という方向でした。

SNSやAI、集客の世界は、成果が見えにくいぶん、雰囲気で高額サービスが売られることがあります。契約前に、実績、契約条件、解約条件、総額を確認したいです。

Q. note販売が月3万から6万円ほど売れています。先行者が見つからなくても進むべきですか?

SEOやSNS集客でnoteが売れているが、同じやり方の先行者が見当たらず不安という相談がありました。

回答では、先行者がいないのではなく、見つけられていないだけという見方が示されていました。実際には、SEOやSNSでnoteやコンテンツを販売している人は多くいます。

副業で不安になったときは、「自分だけが特殊」と考えるより、近い事例を探す力が大事です。先行者を見つけることで、天井や伸ばし方のヒントが見えてきます。

Q. 収入が不安定でも支出管理表やライフプランシートを作るべきですか?

これは、今回かなり実生活に役立つ質問でした。

回答は、不安定だからこそ作った方がよいというものです。収入が安定していない場合、平均で見る、少なめに見積もる、生活が変わったら作り直す。こうした考え方が重要です。

家計表は、きれいに作ることよりも、現実を見えるようにすることが目的です。

Q. 配当金のお知らせの封筒は捨ててもよいですか?

高配当株を持っていると、配当金のお知らせや株主関係の封筒がたくさん届きます。捨ててよいか、届かない設定にできるかという質問がありました。

回答では、封筒が届かない設定が難しい場合があり、株主優待や商品券などが入っている可能性もあるため、完全に中身を見ずに捨てるのは少し注意という整理でした。

単元未満株だけなら重要度は下がるかもしれませんが、優待銘柄を持っている場合は確認したいです。

Q. 国民健康保険の人は、傷病手当金がない分を生活防衛資金で備える考え方でよいですか?

国民健康保険の人は、会社員のような傷病手当金がない場合があります。その分を生活防衛資金で厚めに備える考え方でよいかという質問がありました。

回答では、その方向で考えることが示されていました。自営業やフリーランスは、収入が止まったときの備えを会社員より厚めに持つ必要があるかもしれません。

ここは保険と貯蓄のバランスを考えるうえで、とても大事な視点です。

Q. 医療保険を解約できず不安です。自己負担額と生活費を貯める考え方でよいですか?

世帯年収は高めでも、単身赴任や学費、特別費で余裕がなく、病気のときの医療費が不安という相談がありました。

回答では、医療費の自己負担上限や生活費を貯める考え方自体は合っている、という整理でした。そのうえで、収入に対して本当に余裕がないなら、支出が大きくなりすぎていないかも見直した方がよいという話でした。

医療保険を解約するかどうかは個別判断ですが、少なくとも保険料として払っていた分を医療費用の貯蓄に回す、という考え方は実践しやすいと思いました。

今日からできる家計改善メモ

今回のライブを聞いて、私が自分の生活に落とし込みたい行動は次の通りです。

  • 医療保険やがん保険の目的を言葉にしてみる
  • 毎月の保険料と、今後払う総額を確認する
  • 生活防衛資金を「生活費」「医療費」「特別費」に分けて考える
  • 収入が不安定な月を想定して家計表を作る
  • 副業で焦ったときほど、高額な支払いを一晩置く
  • SNSコンサルや情報商材は、総額と解約条件を見る
  • 配当金や株主優待の封筒は、最低限中身を確認してから処分する
  • 家賃値上げや退去費用で慌てたら、契約書と公的相談窓口を確認する
  • AIの回答だけで保険、税金、不動産、投資判断を決めない
  • 公式サイトや専門家情報で最新制度を確認する

全部を一度にやる必要はありません。まずは、保険証券を1枚出して、毎月いくら払っているかを見るだけでも前進です。

まとめ

2026年6月14日の両学長ライブから学んだことは、お金の不安を減らすには、派手なテクニックよりも「仕組みを知ること」が大切だということです。

保険は、貯蓄を守る魔法の道具ではありません。副業も、楽に稼げる近道を探すほど、怪しい話に近づきやすくなります。住まいのお金も、相手の言葉が強いからといって、すぐに受け入れる必要があるとは限りません。

お金の勉強は、投資商品を選ぶことだけではありません。

保険を見直す。家計表を作る。生活防衛資金を持つ。契約書を読む。怪しい儲け話から距離を取る。こうした地味な行動が、結果的に資産形成の土台になります。

私自身も、今回のライブをきっかけに、まず保険料と生活防衛資金のバランスを見直したいと思いました。副業についても、早く成果を出したい気持ちに流されず、コツコツ続ける前提で考え直します。

この記事は、YouTubeライブを見た個人の学びメモとしてまとめています。公式情報ではなく、hidekun自身が動画から受け取った内容を、生活に落とし込みやすい形で整理したものです。

保険、公的制度、税金、不動産、投資に関する判断は、人によって答えが変わります。実際に契約や解約、投資、転職、不動産交渉をする前には、最新の公式情報を確認し、必要に応じて専門家や公的窓口に相談してください。