はじめに

2026年9月23日の両学長ライブは、AIの更新情報と使い分けを中心に、リベシティの紹介キャンペーン、家計・投資・相続・事業運営に関する質問までを扱った対話型の配信でした。特に印象的だったのは、AIを「新しいから使う」のではなく、文章を作る仕事、判断を助ける仕事、繰り返し作業を軽くする仕事に分けて、小さく試しながら精度を確かめるという考え方です。

この記事は、公開字幕・自動字幕が見当たらなかったため、公開済み音声をローカルで文字起こしした5,165区間を、00:02:27から02:19:15まで確認して整理しています。動画の表示時間は2時間19分22秒です。発話のない冒頭約2分27秒と終端約7秒を除き、3分を超える文字起こしの欠落はありません。ライブ内の発言と、公式情報による補足は分けて記載します。

今日のライブ全体像

前半では、フリマ出品の写真から価格や説明文などを補助するAIの事例が紹介されました。学長は、不要品販売や物販に取り組む人が、実際に使っている人から方法を聞くための交通費や時間を、自己投資として考える趣旨を話しています。同時に、お金に関する情報には高額な情報商材などもあるため、情報源と使う場所を見極める必要があるとも述べました。

中盤には、リベシティの紹介制度とポイントについての説明がありました。紹介する側・される側が一緒に学び始めることで、オフィスやオフ会にも参加しやすくなり、教え合いが自分の学びにもつながるという説明です。ポイント目的で不要な契約や行動をする「ポイ活」と、普段必要な支払いに付随するポイント、学習や活動で得るポイントは分けて考えるという話もありました。

後半の主題はAIです。学長は、AnthropicのClaude系列とOpenAIのChatGPT・Codex系列を、会社とモデルの関係に分けて説明しました。その上で、Opus 5.5の更新について、配信直後のため自身の短時間の試用感にとどめ、今後の検証結果を見ていく姿勢を示しています。続いて、文章を生成する役割とは別に、判断に特化したAIとしてJevを紹介し、特定の工程に差し込んで精度や生産性を確認する考え方を話しました。

主要テーマ1:AIは「何を任せるか」を先に分ける

ライブでは、AIのサービス名と、その内部で動くモデルの名前を混同しないように整理されました。利用者から見れば、チャット画面で質問に答えるAIも、コードを扱うAIも、まずは目的に対して使えるかが大切です。一方、更新のニュースを読むときは、提供会社、サービス、モデル、料金プラン、利用量の上限が別の話であると理解しておくと、過度な期待や混乱を減らせます。

学長はOpus 5.5について、配信当日に更新されたばかりであり、十分な検証はこれからだという趣旨を明確にしました。短時間触った範囲では良さそうに感じた一方で、性能比較や自分にとっての最適解は、時間をかけて使った結果で判断するという位置づけです。新モデルの告知を見た直後に、すべての契約や作業環境を入れ替える必要はありません。

初心者がAIを取り入れるときは、次のように仕事を分けると試しやすくなります。

  • 下書き、要約、定型文、アイデア出しなど、文章やたたき台を作る仕事
  • 情報を分類し、候補を比べ、次の対応を考える仕事
  • 写真や商品情報から出品作業を補助するなど、繰り返しの手順を軽くする仕事
  • 税務、契約、医療、投資判断のように、出力だけで結論を出さず、人や一次情報で確認する仕事

一つのAIに全工程を任せるかではなく、どの工程で時間がかかり、どの工程で誤りの損失が大きいかを先に書き出します。入力が整理されていないまま出力だけを求めても、作業が速くなったように見えて、後から確認に時間がかかることがあります。

主要テーマ2:判断特化型AIは、精度を測ってから配置する

学長はJevを、長い文章を書く役割とは異なり、判断に特化したAIとして紹介しました。ライブでのたとえは、優秀な人がすべてを抱えるより、特定の判断を担う担当者を置く分業です。大量の問い合わせへの対応方針や、作業の途中での選別など、同じ基準で繰り返し判断する場面に差し込むイメージが語られました。

ただし、この話を「AIの判断を採用すれば正しい」と受け取ることはできません。ライブでも、実際の仕事に入れた後は、精度が上がったか、どこが期待どおりでないかを見る流れが説明されています。誤った判定が顧客対応、価格、契約、税金に影響する仕事では、確認する人と記録を残す工程が必要です。

試すなら、いきなり本番の重要案件へ入れるより、過去に答えが分かっている20件程度のデータで、人の判断とAIの判断を比べます。合わない例を記録し、判断基準を見直してから対象を広げます。ライブで触れられた「生産性が上がる場所に入れる」という発想は、作業時間だけでなく、修正件数や問い合わせのやり直しも含めて測ると実践しやすくなります。

補足として、Anthropicの公式サイトではClaudeの各モデルと利用方法が案内されています。モデル名や提供条件は変わり得るため、導入前には公式の最新情報と契約画面を確認してください。

主要テーマ3:紹介制度は、学びを続けるきっかけとして見る

ライブでは、リベシティの紹介制度について、紹介した人と入会した人の双方に無料期間の延長やポイントの仕組みがあることが説明されました。学長が重視したのは特典そのものより、一緒に始める相手がいると、学習、オフィス、オフ会への参加を続けやすいという点です。

制度の条件、対象期間、特典内容は更新されるため、ライブの説明だけで申し込みを決めず、リベシティ公式の紹介キャンペーン案内を確認します。紹介する場合も、相手の家計や学習時間に合うかを尊重し、特典だけを理由に急かさない姿勢が大切です。

初心者向け整理:AIの利用料を「通信容量」に置き換えて考える

ライブでは、AIのトークンをスマートフォンの通信量に近いものとして説明しました。使える量に上限があるサービスでは、性能の高いモデルほど利用量の消費が大きく感じられることがあります。ここで見るべきなのは、モデル名の優劣よりも、月額料金の中で、自分の作業に何回使えて、どの程度の修正を減らせたかです。

家計では、AIの利用料を「仕事の売上に結び付く費用」「学習の費用」「趣味の費用」のどれに置くかを決めます。月額だけを見て契約を増やすのではなく、使っていないサービスを見直し、用途ごとに一つずつ検証する方が、支出も管理しやすくなります。

家計・資産形成・稼ぐ力への落とし込み

家計管理では、AI、学習コミュニティ、端末、交通費といった支出を、金額と目的の両方で記録します。「今月いくら使ったか」に加えて、「何分の作業を減らしたか」「売上や品質にどうつながったか」「次月も継続する理由があるか」を短く残します。後から解約や継続を決めるときの材料になります。

資産形成について、ライブのQ&Aでは、少額のインデックス投資を売却して高配当株を始めるかという質問がありました。学長は、まず積立を続け、余剰資金ができた段階で高配当株を考えるという趣旨で回答しています。ここから一般化できるのは、商品選びの前に、投資額、生活防衛資金、家計管理、収入を増やす行動の順序を確認することです。高配当株にも価格変動や減配の可能性があり、短期で必要なお金を置く先には向きません。

稼ぐ力では、オンライン秘書の副業利益が積み上がったという質問に対し、学長は古いPCやディスプレイなどの環境改善、技術を伸ばす学習、先行する人に会うための費用へ使う考えを示しました。AIも同じで、便利そうな道具を増やす前に、自分の顧客に何を提供し、どの工程を改善するのかを決めます。小さな改善を一つ選び、使う前後の時間・品質・売上を比べると、次の投資判断に使えます。

注意点:AIに任せる範囲と、専門家に相談する範囲

相続した実家の売却と確定申告についての質問では、AIで全体像を把握することはできても、間違えたときの損失が大きい税金の話は、信頼できる税理士へ一度相談する方がよいという回答でした。ライブでは、損失が小さい試行はAIで進め、影響が大きいものには専門家を配置するというバランスが示されています。

これはAIを使わないという意味ではありません。質問を整理する、必要書類の一覧を作る、論点を洗い出すといった準備にAIを使い、その結果を専門家や公的窓口へ持ち込む方法があります。契約、税務、投資のように条件で結論が変わる分野では、AIの回答をそのまま確定情報にしないことが重要です。

今日からできる行動

  1. 自分の作業を「文章作成」「判断」「繰り返し作業」「人の確認が必要な作業」に四分する。
  2. 今週減らしたい作業を一つ選び、AIを使う前後の時間と修正回数を記録する。
  3. 月額サービスを一覧にし、目的・利用回数・来月も続ける理由を一行で書く。
  4. 投資や副業の資金は、生活費、事業の運転資金、長期投資、学習費に分けて考える。
  5. 税務や契約の重要な案件は、AIで論点を整理してから、公式情報や専門家へ確認する。

確認済みQ&A

少額のインデックス投資を解約して高配当株へ移すべきか

質問者は、SBI証券のオルカンと全米株インデックスファンドを合計15万円ほど保有し、解約して高配当株を買うか、別の貯金から始めるかを質問しました。学長は、まずインデックスファンドを積み上げ、余剰資金ができてから高配当株を検討する順序を示しました。また、投資商品の入れ替えを急ぐ段階ではなく、家計管理や収入を伸ばす行動にも目を向ける趣旨で答えています。

相続した実家の売却に関する申告を、AIだけで進めてよいか

質問者は、相続した実家を売却し、領収書は手元にあるものの、AIや税務署へ相談しながら自分で確定申告できる規模かを質問しました。学長は、全体像を見ないと断定できないとしつつ、誤りの影響が大きくなり得るため、信頼できる税理士へ一度相談する考えを述べました。AIだけで完結させるのではなく、損失の大きさに応じて専門家を使うという回答です。

季節変動が大きい法人の役員報酬は、何を基準に決めるか

月の利益が40万円から400万円まで変動する小売業の質問に対し、学長は過去数年や前年の年間利益を基準にし、見通しの下限寄りで考える方法を説明しました。従業員のいない一人オーナー会社という前提での一般論であり、税務上の手続きや個別の資金繰りは、税理士などへ確認が必要です。

hidekunの学び・実践メモ

今回のライブから、AIの新しい名前を追うだけでなく、「どの仕事を改善したいのか」を先に言葉にする必要があると感じました。記事作成でも、文字起こし、要点整理、表記確認、公開前確認を同じAIへ一度に任せるより、根拠の確認が必要な工程を分けた方が、間違いに気付きやすくなります。

また、月額サービスや学習費は、金額だけで続けるかを決めず、使った時間、得られた技能、仕事への反映を振り返ります。AIで効率化できた時間を、一次情報を読むこと、家計を整えること、実際に働く人の話を聞くことへ振り向けられるかを試します。

まとめ

9月23日のライブは、AIを使うこと自体よりも、役割を分けて検証する姿勢を学べる回でした。新モデルの情報は速く変わりますが、仕事を小さく試し、精度と費用を見て、重要な判断には人や専門家を置くという順序は変わりません。

家計、資産形成、副業でも同様に、名前や一部の数字だけで決めず、目的、総額、リスク、次に確認する相手を整理します。今日一つだけ作業を選び、AIを使う前後で何が変わったかを残すところから始めます。

参考情報

情報基準日:2026年9月23日